リロケーションとは?転勤中の留守宅をかしこく貸す仕組みを知っておこう

リロケーションサービスで留守宅を賢く貸そう

マンションを貸すんだったら、絶対リロケーションがいいよってママ友に聞いたけど、いったいどういうサービスなの?」

せっかく買ったマンション、簡単に手放したくないですよね。でも転勤で遠くに引っ越さなきゃいけないのは決まってる……そういうときにリロケーションが便利なんです。

リロケーションとは? リロケーションの仕組み

リロケーションとは、転勤になった人が住んでいたマンションや相続した空き家を一定期間貸し出して管理まで任せられるサービスです。

海外では貸すこと以外でも転勤するときに必要になる手続き全般をリロケーションと呼んでいますが、日本では留守宅を貸すことに関連したサービスだけをリロケーションと言います。

リロケーションの特徴とメリットは、以下の4つです。

  • 転勤中のマンションや相続した空き家を貸し出せる
  • 入居者探しからクレーム対応まで管理を任せられる
  • 入居期間中は家賃保証がある
  • 転勤終了後、元のマンションに戻れる(定期借家契約)

家賃を住宅ローンの返済に回せる上、大家業もしなくていいので、自分で借り手を見つけるよりリロケーションが選ばれています。

がんばって購入したマンションを売りたくない!というときにはリロケーションを検討してみましょう。

定期借家契約とは?

定期借家契約とは、定めた期間が完了したら更新せずに賃貸借契約を終了させられる仕組みです。

要するに、○年×月までの賃貸と決めて契約したら、そこできっちり契約終了して引っ越してもらえるわけです。

転勤から戻ってくる時期が決まっている場合にぴったりの契約です。

リロケーションのデメリット

便利なリロケーションですが、以下の3つのデメリットもあります。

  1. 家が想像以上に傷んでしまう
  2. リロケーション会社とのすれ違いからトラブルに発展する
  3. 売却しておいた方が得した可能性がある

1.家が想像以上に傷んでしまう

人が住む以上、部屋が傷むのは仕方ありません。

しかし、自分のものと思って住む人と、借りて住む人は意識がかなり違いますよね。モノを乱暴にぶつけたり、落書きをしてしまったり、住んでいる間にいろいろなところが傷みます。

リロケーション会社は設備の故障などの修繕サービスを提供していますが、普通に住んでいて傷むもの(自然損耗や経年劣化)については保証していません。

貸していて返ってきたときに予想以上に傷んでいて驚く人も多いので、人に貸す以上覚悟が必要です。

2.リロケーション会社とのすれ違いからトラブルに発展する

何かあったときにリロケーション会社からの連絡・相談・報告が遅く、トラブルに発展することもあります。担当者レベルの対応の良し悪しもありますが、自分の大切な家のことで連絡が遅いのはストレスです。

3.売却しておいた方が得した可能性がある

リロケーションで貸している間に中古マンション市場が下落基調になってしまったり、部屋が傷んでしまったりして、売却できる価格が安くなってしまう可能性があります。

転勤が長期に渡ったり、帰ってこられるか分からなかったりするときは、思い切って売却する決断も必要でしょう。

リロケーションサービスを提供している会社

リロケーションサービスを提供している会社をリストアップしてみました。依頼先を決めるときの参考にしてください。

  • リロケーション・インターナショナル
  • 三井不動産レジデンシャルリース(三井の賃貸)
  • 東急住宅リース
  • ダーウィン
  • ラビットホームズ
  • エムアイ・ホームサービス(リロマート)
  • 大京穴吹不動産(サブリースプラン)
  • 三井不動産リアルティ(三井のリハウス賃貸サポートシステム)
  • アパルトマン

まとめ

リロケーションは貸す手間を省くことを考えると、かなり便利なサービスです。細かい管理を丸投げできるので、転勤中にマンションを一時的に貸したいならぜひ使いたいところ。

しかし、そもそも貸すか売るかをじっくり考えることを忘れないでください。自分の家を貸すのは想像以上に大変なことです。

転勤中のマンションをどうするか、家族で真剣に話し合ってみましょう。

また、賃貸に出す場合の査定と売却する場合の査定を同時に申し込めるマンションナビという一括査定サービスもあります。リロケーションサービスを使わずに賃貸しようか考えている人は参考にしてみてください。

マンションを貸すか売るか。「貸す覚悟」はあるか?