業者買取でマンションを売却するメリット・デメリット

photo credit: handshake via photopin (license)

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マンションの売却方法には、一般的な売却の他に、不動産業者に買い取ってもらう「業者買取」があります。

売却にかかる手間や時間を省略することのできる業者買取ですが、メリットもデメリットもあります。

今回は業者買取のメリットとデメリットを見ていきましょう。

通常の売却と業者買取の違い

一般的な売却は、マンションの売却を不動産会社に依頼して、不動産会社がチラシなどの広告で買主を探すという方法です。つまり、買主は一般の個人で、不動産会社は売主の販売の手伝いをするという事になります。

一方で業者買取とはその名の通り、不動産会社が直接マンションを買い取ってくれるのです。マンションを買い取りした不動産会社はリフォームしてさらに利益を載せて販売します。

売却にかかる手間や時間は相当なものがありますから、業者買取をしてくれたら楽だと感じるでしょう。

業者買取のメリット

業者買取のメリットはいくつかありますが、今回は3つに絞ってお伝えします。

1つめは何といってもマンションを即日現金化できることでしょう。いつ売れるか分からない売却の大変さを思えば、大きなメリットです。

2つめは売却後の面倒が亡くなるという点です。一般の個人にマンションを売却した場合に、売主は配管や雨漏りなど隠れた箇所(瑕疵といいます)に対して一定期間責任を負わなければなりません。もしこの一定期間中に問題が発生した場合には修繕費を払わなければならないこともあります。この責任が、業者買取の場合にはなくなります。

瑕疵担保責任についてはこちらの記事で詳しく説明しています。
マンション売却後、1ヶ月~3ヶ月は瑕疵担保責任の可能性あり 3つめはリフォームやハウスクリーニングなどを業者が行うため、それらの費用を払わなくて済むだけでなく、少しくらい汚れていても構わないという点です。

汚いマンションを個人に売るにはある程度のリフォームやクリーニングが必要になってきます。
汚いマンションを売るための方法

業者買取のデメリット

業者買取にはデメリットもあります。業者買取のデメリットはマンションの売値が安くなるという点につきます。

不動産会社は買取の後にリフォームやクリーニングを行いますので、それらの費用を考えた上で利益が出る金額を提示してきます。

一般的には普通に売却したときの7割以下になることが多いでしょう。

例えば3000万円で売れるマンションであれば2100万円程度の買い取り価格です。この差は大きいです。

まとめ

不動産会社による業者買取は、売主にとってメリットも多いですが、不動産会社は利益を出さなければならないため、たとえ普通に売却して買い手が付く物件であっても、通常の売却価格より割安になります。

基本的には、売却でも売れる物件であれば、業者買取を選ぶより売却を選んだほうが良いです。

売りづらい物件や、即金が欲しいなど事情があり、業者買取を検討するという方は、売却と業者買取両方で見積もりをとってみて判断してみると良いでしょう。

少しだけ売却活動をしてみて、その後に業者買取をする買取り保証(売却保証)というサービスもあります。
マンション売却で買取り保証を付けるメリット・デメリット