即金即買は安くなる「覚悟」を決めて使う

マンション売却の即金即買が気になる人向けに、その仕組みメリットデメリットをまとめました。

即金即買は便利な反面、売却価格が安くなってしまうことをまず知っておきましょう。

即金即買の仕組み

不動産の即金即買は、不動産会社自身が買い手となるサービスです。内容は業者買取と同じです。

通常のマンション売却では、不動産会社は仲介に徹し、買主は一般の消費者となります。購入希望者が見つかるまでは当然売れず、売却がいつ完了するかは不透明。

一方、不動産会社が買主となる即金即買では、早ければ査定依頼から数日で売却が完了し、現金が手に入ります。

しかし、即金即買では、仲介で時間をかけて売るより売却額が安くなってしまいます

その理由は、不動産会社が買取後にリノベーション・リフォームをして売ることを想定しているから。

買った金額にリノベーション・リフォーム代と必要経費、さらに会社の利益を上乗せして販売するので、買取り金額が安くないと儲けが出しにくいのです。

このような特徴から、即金即買サービスは以下のような理由で売り急いでいる人が使う仕組みです。

  • 離婚
  • 転勤
  • 相続税の納付
  • ローン返済
  • 急ぎの住み替え

即金即買のメリット

  • 仲介手数料が不要(売却金額の約3%、3000万円の物件なら100万円近い)
  • 現金化が早い
  • 引き渡しスケジュールを希望通りにできる(住み替えに便利)
  • 内覧の煩わしさが1回だけ
  • 広告をしないので誰にも知られずにこっそり売却できる
  • 荷物の撤去などで融通が利く(不要物を置いていける)
  • 売却後のクレーム対応の心配が少ない

即金即買のデメリット

  • 仲介での査定価格の60%~80%での売却になってしまう

デメリットは、ほぼこれだけと言っていいでしょう。しかし、もともとの金額が大きいので、20%~40%でも数百万単位のマイナスになります。

「いつまでに売りたいか」が買取or仲介の決め手

「今すぐお金が必要!」という人には、即金即買は便利なサービスです。しかし、少しでも時間があるなら、仲介を依頼して売却活動をした方がいいでしょう。2ヶ月もあれば売却が完了する可能性は大いにあります。

最初は仲介で動いて、期日までに売れなかったら買取を依頼できるような業者に依頼するのも手です。

また、理由があって業者買取を依頼する場合でも複数の不動産会社の間で比較検討するべきです。

なるべく安く買って転売したいのが営利企業の常。競争相手がいないと、相場より大幅に安い価格を提示してくる可能性があります。他の買取業者と比較していることを伝えれば相場から大きく外れた価格にはなりにくいでしょう。

まとめ

マンション売却の手段としては、仲介を依頼して、個人の買い手を探すのが王道です。

どうしても早く売りたい理由がある場合にだけ、即金即買サービスの利用を検討しましょう。

それでも1ヶ月でも2ヶ月でも時間に余裕があるなら、仲介依頼して売却活動をすることをオススメします。

仲介業者選びには、HOME4Uのような一括査定サービスを利用しましょう。東急リバブルや三井不動産リアルティ(三井のリハウス)などの、買取保証(売却活動後、買取を確約してくれるサービス)のある業者も選べます。