プロパンガスと都市ガスでマンション売却価格はどう変わる?

photo credit: 070927 via photopin (license)

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プロパンガスのマンションは都市ガスのマンションと比べてガス代が割高という話は聞いたことがあるのではないでしょうか。

実際、プロパンガスのマンションは都市ガスのマンションと比べてガス代が2~3倍になるケースもあるようです。

今回はプロパンガスのマンションを売却する際の、都市ガスのマンションと比べてのマイナス面について見ていきます。

プロパンガスはオール電化や都市ガスと比べて割高

プロパンガスのガス料金はガス会社が自由に決めることができます。

ガス会社によってその金額は変わってきますが、オール電化マンションや都市ガスのマンションに比べて割高です。

場合によっては都市ガスと比べて2~3倍になるケースもあります。今までオール電化や都市ガスの住宅に住んでいた方にとっては光熱費が一気に上昇してしまう可能性があります。

また、都市ガス用の機器はプロパンガスでは利用できないので、もしガス暖房やガスコンロを引越しで持ってくるつもりの買主がいれば、その点を十分説明しておく必要があります。

例えばプロパンガスと都市ガスの違い以外、条件がほとんど同じというライバル物件があった場合には、光熱費分相当は売却価格を値下げする必要があるでしょう。

プロパンガスと都市ガスの設置費用のカラクリ

プロパンガスは都市ガスと比べて設置費用を抑えることができることがほとんどです。

プロパンガスはガスボンベを戸外に設置してボンベからガスを供給します。

一方、都市ガス会社は街中にはりめぐらされた配管からガスを供給すします。

マンション建設時にプロパンガスと都市ガスを比べた場合、プロパンガスの方が一般的に初期費用を安く済ませることができます。

実はこれにはからくりがあって、プロパンガス業者は都市ガス業者やオール電化業者との競争力確保のために設置費用をわざと安くしています。

しかし、この設置費用は単に値引きされたわけではなく、毎月の支払いに上乗せされている、というケースがほとんどです。

結局のところ、月々の支払いで見れば割高になるわけです。

プロパンガスはガス会社との契約内容に要注意

プロパンガスのマンションではガス会社との契約内容をしっかりと確認しておく必要があります。

上述の通り設備費用を毎月の支払に上乗せしているガス会社の中には、中途解約時には分割支払いの残債や解約料を要求する会社もあります。

プロパンガスのマンションを売却する際にはガス会社との契約書でガスボンベなど設備の所有者がだれになっていて、解約時の取り扱いはどうなるのか確認しておくようにしましょう。

まとめ

プロパンガスのマンションのマイナス面は何といってもガス料金が2~3倍と割高になることです。

売却価格を決める際にはそのマイナス分を織り込む必要があるかもしれません。プロパンガスを理由にした値引き交渉が入る可能性もあります。

また、プロパンガスはガス会社との契約内容が重要になります。売却時にはしっかりと確認と説明をして無用なトラブルが起こらないようにしましょう。

ガス関連の付帯設備についても十分説明しておきましょう。
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