「おうちダイレクト」の買い手としての機能をチェック!

おうちダイレクト、ダイレクト物件一覧ページキャプチャー

先日、記事にしたヤフーとソニー不動産の「おうちダイレクト」で購入者向け機能が使えるようになりました。

これまでの記事はこちら。

おうちダイレクトキャプチャ Yahoo!×ソニー不動産の「おうちダイレクト」の特徴と使い方を考えてみました おうちダイレクトキャプチャ 「おうちダイレクト」の注意点と問題点

「おうちダイレクト」で個人が売り出した物件は「ダイレクト物件」として公開されています。

現在は、東京の千代田区、中央区、港区、渋谷区、品川区、江東区の物件のみが対象です。(オーナー登録は1都3県で可能)

2018年10月12日12時現在、下記ページでは981件がダイレクト物件として売り出されています。スタート時よりかなり件数が増えていますね。

参考 関東の売り出し中のマンション一覧おうちダイレクト

今回は買い手としての視点で「おうちダイレクト」を見てみましょう。

買い手としておうちダイレクトを使うメリット

気になるマンションの間取りごとのシステム推定価格が分かる

気になるマンションに対して「買いたいリクエスト」を送信すると、間取りごとのシステム推定価格が見られます。

価格自体は参考でしかないので、実際の売買ではそれより高くなったり安くなったりすることもあるでしょう。

たとえば、システム推定価格が3,450万円~3,733万円と出ている間取りで、実際に中古で売り出されている価格が3,980万円という具合に、ズレがあります。この場合でも交渉で300万円近い値下げができれば、成約価格はシステム推定価格の幅に収まることにはなります。

売り出されている中古マンションの価格とシステム推定価格を比べてみると、けっこう精度は高い印象です。

また、間取りごとの価格が出るため、同じマンション内で、どの間取りが高いのかを知るにはとても役立つと思います。

ここにしかない掘り出し物件が見つかる可能性がある

「ダイレクト物件」は、個人が「おうちダイレクト」を利用して売り出している物件です。

Yahoo!不動産か「おうちダイレクト」のホームページ以外では、売り出されていません。仕組み的にそうなっています

不動産会社間のネットワークであるレインズや、HOME’S、SUUMOといった中古マンション情報サイトにも掲載はされていません

今後、「おうちダイレクト」で売り出す人が増えれば、中古マンション探しで「おうちダイレクト」をチェックするのが欠かせない作業になるかもしれません。

まだ売り出されていないマンションに「買いたいリクエスト」を出せる

これまでは欲しいマンションがあっても、中古で売り出されるのを待つしかありませんでした。

「買いたいリクエスト」を使えば、そんな受け身の姿勢が変わります。

「もし売るなら買いたいんだけど」

とマンション所有者に連絡できる仕組みは画期的です。

「買いたいリクエスト」を出しておけば、「ダイレクト物件」としての売り出しがあったらメールでお知らせが届きます。

売主と気軽に直接やりとりができる

「ダイレクト物件」では、オーナーに気軽に質問することができます。

物件ページの質問フォームに入力すれば、オーナーから回答がもらえます(必ず回答がもらえるというわけではありません。)

回答がつくと、質問と回答の内容が物件ページにも記載され、一般に公開されます

買い手としておうちダイレクトを使う上での注意点

システム推定価格に引きずられて相場から離れた感覚を持ってしまうかも

システム推定価格はあくまでコンピューターが自動ではじき出した数字です。

もし3500万円~3700万円と出ている物件なら、それ以上の3800万円で買うのはなんとなく損した気になって嫌ですよね。

でも、オーナーの住宅ローン残高や室内の状態、市場の需要増などで、その価格でしか売る気のない売主もいます。

予算として4000万円を設定していて、システム推定価格がなければ買っていたのに、知ってしまったがために購入を見合わせる可能性もあるのです。

買いたい中古マンションの情報をチラシや他サイトで探して、「おうちダイレクト」でシステム推定価格を確かめるような使い方も想定できますが、あまり依存するのも良くないでしょう。

「買いたいリクエスト」を出していても、「おうちダイレクト」以外の方法で売られたら、結局気づかないままという可能性がある

「売り出しがあれば、メールで届くから安心」
と受け身の姿勢になってしまうと危険です。

「おうちダイレクト」で売り出されるのは、中古マンション市場全体で考えるとごく一部です。

他の中古マンション情報サイトでの情報収集を怠らないようにしましょう。

「買いたいリクエスト」は1つのIDにつき10件まで

気になるマンションの数が10件を超えることはあまりないとは思いますが、一応上限があることは意識しておいて下さい。

まとめ

買い手として「おうちダイレクト」を見ると、

  • システム推定価格という情報が手に入る
  • 他にない売り物件が見つかる可能性

という点で大きなメリットがあります。

Yahoo!IDがあれば使えるのも便利です。

新しいサービスで市場でどんなポジションを獲得できるかは未知数ですが、気になる人は一度チェックしてみましょう。