老朽化したマンションを売却したいなら多くの不動産屋に査定してもらおう

老朽化したマンションの処分は難しく、売れなければずっと管理費などを払い続けなくてはなりません

一生そこで暮らすつもりならまだしも、相続したマンションが老朽化していて売れないケースなどは困ります。

そこで、この記事では老朽化したマンションの売却について検討しました。

老朽化したマンションは売れにくい

老朽化したマンションはさまざまな理由から、売却しにくいのが現状です。不人気だという認識を持って売却活動に入った方がいいでしょう。

  • 共用部の設備が古い
  • 耐震性が低い
  • 空き家が多く治安に問題がある
  • 管理費や修繕積立金の支払いが今後も続くので嫌がられる

結局、ゼロ円に近くても売れた方がマシかもしれません。

建て替えを促す一括売却制度もある

東日本大震災を機に耐震性の低いマンション建て替えを促そうと、「マンションの建替えの円滑化等に関する法律」の改正でマンション敷地売却制度が創設され、一括売却や建て替えのハードルが下がりました。

耐震性の不足したマンションは、区分所有者の5分の4が賛成すれば一括で売却できるようになりました。売却先はデベロッパーで、購入後、マンションの建て替え・再開発を行います。

また、建て替えに伴い容積率が緩和される点も大事なポイントです。

簡単に言えば、「潰して今より大きなマンションを建てていいよ」という話です。建て替え前の所有者に割り当てて余った住戸は新規分譲でき、建て替え費用に回せるため、所有者の金銭的な負担が軽くなります。

所有者は、建て替えたマンションに再入居するかしないかを選択できます。もし相続しただけで居住していないようなマンションなら、この機会に手放せます。

耐震診断を行って耐震性が十分なら中古マンションとして価値が上がり売却しやすくなりますし、耐震性不足なら一括売却の方向に進めるというわけです。

耐震性が十分ならリノベーションも選択肢に入ってくるので、買取してくれる会社もあるかもしれません。

建て替えではなく、とにかく早く売却したい

建て替えの制度は整いつつあるものの、今後も住み続けたいのでなければ、早く売却してしまいたいというのも本音でしょう。

しかし、老朽化マンションを買ってくれる人がいるかどうかが問題です。

買い手候補としては、終の棲家を探している高齢者リノベーション業者などが挙げられます。

いくら古くてもお年寄りにとって利便性の高い立地(病院やスーパーが近いバス便があるなど)なら、売却できる可能性が上がります。高齢者の立場で考えても、管理費や修繕積立金を一生払い続けるとは言え、賃貸住宅で家賃を払い続けるよりは安く済むでしょう。

また、構造がしっかりしているマンションなら、リノベーション業者の買取も期待できます。

リノベーションとは、間取り変更や設備入れ替えなどの室内の大幅な手直しを施すことです。リノベーションをすることで老朽化したマンションでも一転して人気物件になる可能性を秘めています。

老朽化マンション売却には多くの不動産屋をあたる

老朽化したマンションの売却では、どんな買い手が付けられそうか判断して売り出しをする不動産屋の技量が試されます。

不動産屋の訪問査定の際には、「この部屋ならどんな人が買いそうですか?」と聞くことを忘れないようにしましょう。言葉につまるような業者では買い手を見つけることは難しいかもしれません。

また、多くの不動産屋に訪問査定してもらうためには、HOME4Uの不動産一括査定サービスを利用しましょう。

一度に最大6社まで依頼できるので、効率的に不動産屋に見積もりに来てもらえます。

申し込みの際には、机上査定ではなく訪問査定を依頼するようにしましょう。老朽化マンションの傷み方は千差万別。実際に見てみないと売れるかどうかの判断がつかないからです。

まとめ

老朽化したマンションは売れにくく、早く手放したくてもそういかないのが現状です。

相続したマンションなら自分は住んでもいないのに、ずっと管理費や修繕積立金を負担しつづけているケースもあるでしょう。

しかし、買い手はきっといます。経験豊富な不動産屋に依頼して、早めに処分できるように動きましょう。