マイナス金利がマンション売却へ与える影響

2016年1月29日、日銀の黒田総裁がマイナス金利の導入を発表しました。これまでにない異例の手法に、金融市場だけでなく世間が動揺しています。

各銀行が預金金利の引き下げを続々と発表しています。

では、マイナス金利がマンション売却に与える影響はどのようなものになるのでしょうか?この記事ではそれを考えてみたいと思います。

住宅ローン金利が下がって、不動産を買う人が増える

2016年2月9日、住宅ローン固定金利の指標になる10年で満期となる国債の利回りが、初めてマイナスとなりました。

3月以降に住宅ローンの固定金利が一段と下がる見通しです。

変動金利は3月にはまだ下がらない予想ですが、今後下がっていくでしょう。

10年固定金利の住宅ローンでは、初の金利1%割れも期待できます。

これまでで一番お得に銀行からお金を借りられるチャンスとなり、住宅購入を考えていた人たちが確実に動き出します

銀行預金の金利が下がり、不動産投資などで運用しようとする人が増える

投資という面で考えると、国債の利回りがマイナスになってしまい、株価も低調な現在、不動産投資に乗り出す人が増えてくることが予想できます。

中古マンションを取得し、賃料収入を得る動きも増えるでしょう。

不動産投資でも銀行からの借り入れを利用して、物件を購入します。借り入れるときの金利が下がれば、利益を増やしやすくなります。

これまでは不動産投資の対象にならなかったようなグレードのマンションでも、賃料収入を狙った購入が増える可能性があります。

中古マンションの需要が増えて、売却価格が上昇する

このようにマイナス金利の影響で、居住目的の買い手と不動産投資目的の買い手、どちらも活発に動きはじめると予想されます。

買いたい人が増えれば、その分価格が上がるのが経済活動の原則です。

マンション売却をする人にとっては、マイナス金利のおかげで売却価格の上昇が見込めます

3月から住宅ローンの固定金利が下がることや年度末で購入意欲が高まっていることを考えると、早めに動き出す方がいいでしょう。

まとめ

日銀のマイナス金利導入で、不動産に向かうお金は確実に増えます。住宅ローン金利は史上最低の水準となり、中古マンション市場には好影響です。

売却と同時に新居を買う、住み替えを考えている人にもチャンスです。

この売却にベストなタイミングを逃さないようにしましょう。