マンション売却で査定に影響するポイントを知っておこう

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マンション売却では、査定で出た価格がそのまま売り出し価格や成約価格になるわけではありません。あくまで参考価格です。
マンション売却の査定価格はあくまで目安。売却額は低くなることが多い マンション売却の査定価格はあくまで目安。売却額は低くなることが多い しかし、査定価格は、売り出し価格に大きく影響してきます。

では、マンションの査定では、どのようなところが評価の対象になるのでしょうか?

今回は査定の対象になるところと、それを踏まえて査定の評価を上げる方法について見てみましょう。

マンションの査定の対象

①立地

まずはマンションの立地です。

中古マンションの急増で、立地が悪いと築浅のマンションでも、査定額が大きく下がってしまう傾向にあります。

立地はあとから変更のきかない要因なので、購入希望者も敏感になります。

自分たちが少しくらい駅から遠くても良いと思っていても、やはり売却の際には不利になるのです。

②築年数

築年数も当然、査定に響きます。

誰だって古いマンションより新しいマンションの方に住みたいと思うもの。

それに加えて日本では数年置きにマンションの建築基準が変わることもあり、現在の基準に適合していないマンションだとどうして査定が下がってしまいます。

特に昭和56年(1981年)6月1日より前に建築確認を受けているマンションは、いわゆる新耐震基準に適合していない可能性があるので、査定が大きく下がってしまう傾向にあります。

築年数がマンションの価格に与える影響についてはこちらの記事も参考にしてみてください。
築年数がマンション売却に与える影響(築浅、築10年超、築20年超)

新耐震基準については、こちらの記事で解説しています。
マンションの耐震基準と地震の歴史

③部屋の大きさや構造

部屋の大きさや構造も査定の対象です。

もちろん部屋が広いと査定額も高くなります。

また、マンションの構造がRC構造(鉄筋コンクリート)なら、耐震性や耐火性に優れているので評価が高くなるでしょう。

それに加えてRC構造は遮音性にも優れています。

昨今、騒音でさまざまな近隣問題が起こる中、査定で重要なポイントともなっていますので、査定が大きく上がる可能性があります。

逆に騒音問題があるような隣人トラブルを抱えているマンションでは、売却価格が低くなりがちです。
隣人トラブルでマンションを売却する方法

④設備の状況

マンションの部屋に備え付けの設備の状況も査定に影響を与えます。

特に水回りはすぐに問題が出ることが多く、マンションの購入希望者も一番に確認する点なので、査定する調査員も慎重に調べ、価格に反映させます。

⑤日当たり

いわゆる日当たりも査定の対象になります。

南向き、北向きといった方角だけでなく、周りの建物も影響してきます。

周りに高い建物があったりすると一日中、日光が当たらない物件などもありますが、そういう物件は総じて査定の評価が低くなります。

査定の評価を上げるには?

このように査定で見られるポイントには自分たちではどうしようもないところも多いのですが、査定の評価を上げる方法として有効なのは、徹底的な掃除と片付けです。

査定を行う調査員も人間。散らかって掃除がされていない部屋より整理整頓され綺麗に掃除された部屋の方を好みます。

「プロだからそんな見た目には騙されないはず」と思われるかもしれませんが、査定の調査員は部屋の片づけや掃除ができていない時点で主観的評価を下してしまっており、どれだけ客観的に査定をしたつもりでもネガティブな感覚が残ってしまいます。

もちろんすべての調査員がそうだとは言いませんが、できるなら査定前に掃除や片付けを入念にしておきましょう。内覧でも好印象が狙えるので、掃除や片づけには手間をかける価値があります。

この記事のまとめ マンション売却で内覧が来る前の掃除・片付けの重点ポイントは5ヵ所

まとめ

訪問査定を受けたあとは、これらのポイントを中心にどれくらい自分のマンションが評価されているのかを知っておきましょう。査定に反映していないアピールポイントがあれば、その理由を聞いてみるのもいいでしょう。

複数の会社で査定をしてもらえば、信用度も増しますし、適正な相場が見えてくるでしょう。一括査定なども検討してみてください。
マンション売却一括査定サービスのメリット・デメリット

査定額によって売り出し価格も変わってくるため、査定は高く売るための最初の関門です。

掃除や整理整頓で少しでも査定の評価をあげられるよう努力することも忘れないようにしましょう。