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マンションの売却でお世話になった仲介業者の担当営業マンにお礼をすべきでしょうか。今回はお礼をした方が良いのか、またお礼をするとしてどのようなお礼をすべきなのかを考えてみましょう。
あくまで仕事
担当営業マンがお客のために頑張るのは仕事の一環だから。
営業マンは仕事としてあなたの担当になったのであり、その対価はあくまで仲介会社が出すお給料であって、売主は仲介手数料という名目で既に支払っています。
そのため別にお礼をする必要はありません。
でも「営業マンが頑張ったおかげでマンションを売却できた」と思っているのなら、常識の範疇でお礼をしても何ら問題はないでしょう。
賄賂になる?
お礼をしたら、それは賄賂になるのではないかと心配される方が時々おられますが、担当営業マンにお礼をしても原則賄賂には当たりません。
刑法上の収賄罪(刑法197条1項前段)は公務員が賄賂を貰った場合に罰するのであって、民間人である営業マンにお礼をしても原則罰せられることは無いのです。
ただし営業マンが仲介会社の取締役等であった場合は会社法567条で例外的に罰せられる場合もありますが、不正の請託という要件を満たすことがまず無いでしょうから、これも心配する必要は無いでしょう。
つまり、法律上はお礼をしても問題ないということです。
では民事上はどうでしょうか。
民事上も原則お礼をしても何ら問題はありません。
しかし大手の仲介会社ではコンプライアンス上、お客様からのお礼を一律に禁止しているところもあります。
もしそういう会社だったなら、お礼をすることで営業マンに迷惑をかける可能性が出てきますので、お礼をするつもりでしたら、HPなどで調べてみるか営業マンに直接聞いてみましょう。
お礼はどのようなものが適切か?
相手が一番喜ぶのは確実にお金ですが、流石にそれは直接的ですから何か仕事で使うような物にするのが良いと思います。
男性の営業マンだったらネクタイや筆記用具などが良いかもしれませんね。
金額は高すぎても安すぎてもいけません。
相手が恐縮しないぐらい、5000円から1万円ぐらいのものがいいでしょう。
また担当の営業マンだけにお礼をすると受け取ってもらえない場合もありますので、高級なお菓子を買って、それを「みなさんでどうぞ」と言って渡すと営業マンも受け取ってくれると思います。
お礼ですから相手が拒むようなものはできる限り避けるようにしましょう。
まとめ
頑張ってくれた営業マンにお礼をしたい気持ちは分かりますが、相手も仕事の一環でやったことですので、無理にお礼をする必要はありません。ましてやお礼をしなければいけないと思う必要はまったくありません。
自分に余裕があり、お礼の気持ちを表わしたい場合にはお礼をしても良い、それくらいのものとして頭の片隅に記憶しておいてくださいね。
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