机上査定と訪問査定の方法の違いとメリット・デメリットを知ってマンション売却に臨もう

マンションを売却する場合、一番知りたいことはいくらで売れるかでしょう。

実際のところ仲介業者が算出する査定価格の結果で、いくらで売り出すかが決まることになります。

その査定ですが大きく分けて「机上査定」と「訪問査定」の2通りあり、それぞれにメリット・デメリットが存在します。

今回はそれぞれの方法の違いと、メリット・デメリットを見てみましょう。

机上査定とは?

「机上査定」とは、実際にマンションを見ることなく、客観的なデータだけで査定を行う方法です。

査定に使うデータは、所在地、間取り、築年数、面する道路の幅など。

主観が入らないので純粋にそのマンションの価値がわかります。

どこの業者でも2時間もあれば終わるようです。

訪問査定の前段としての位置づけで、ある程度の相場を知るためのものと考えた方が良いでしょう。

机上査定のメリット

机上査定のメリットとして、仲介業者の主観が入ってこないので、どこの業者でもほぼ同じような結果が出ることが挙げられます。そのため、他の業者に改めて机上査定を依頼する必要がありません。

また、マンションの部屋に入ること無く査定できますので、立ち合いをする必要がありません。仕事などでなかなか時間を取れない方には大きいメリットでしょう。

さらに言えば、こちらの個人情報を出すことなく査定ができますので、しつこい勧誘などに悩まされることが無いことも嬉しいですね。

机上査定のデメリット

その一方デメリットも当然あります。

一番大きいデメリットは、机上査定だけだと、マンションの個別の事情が反映されず、売り出し価格が実態とかけ離れた額になる可能性があることでしょう。

周辺環境、日当たり、そして周辺の部屋の住民はどんな方なのか……などのデータが全く反映されないため、売り出し価格が実態よりも高くなることが結構あるようです。

訪問査定とは?

「訪問査定」とは、仲介業者の査定員(営業マン)がマンションを訪問し、個別事情を踏まえた上で査定を出す方法です。

綿密に調べますので、結果が出るまでに最低1週間程度かかります。

訪問査定のメリット

訪問査定のメリットは、個別事情を反映した査定になり、机上査定よりマンションの実態にあった査定額になる点です。つまり、その査定額を元に売り出し価格を決めるので、マンションの本当の価値に見合った価格で売り出すことができます。

訪問査定のデメリット

一方デメリットとしては、査定員の訪問が前提となりますので、立ち会うための時間を作らなければいけません。

また、周辺調査をするので、近隣の方にマンション売却を知られる可能性があります。

直接的な影響はないと思いますが、いろいろと詮索される可能性がある点は覚悟しておきましょう。どうしても知られたくない場合は、査定訪問前にその旨を伝えておくといいでしょう。

机上査定と訪問査定をどう使い分ける?

大抵の場合、「机上査定」である程度の相場を知り、その上で「訪問査定」を依頼します。

机上査定はどこの業者へ依頼してもそこまで差は出てこないので、1社だけでも構いませんが、訪問査定は業者によって差が出ることが普通にあるので、数社に依頼することをお勧めします。一括査定サービスの利用で簡単に複数の会社に査定を依頼できます。

また業者によっては、机上査定を受けないと訪問査定が受らけれないところもありますので、その場合は机上査定から順番に受けるようにしましょう。

まとめ

査定は売り出し価格を決める大事な資料となるものです。

マンションの売却は慎重に行うべきです。ある意味概算を出すという気持ちで机上査定を受け、仲介依頼前には数社の訪問査定を比較して、もっとも良いと思った業者に依頼して販売を始めましょう。

また、査定価格はあくまで目安である点も知っておいてくださいね。
マンション売却の査定価格はあくまで目安。売却額は低くなることが多い マンション売却の査定価格はあくまで目安。売却額は低くなることが多い