仲介手数料とは、不動産会社を通してマンション売却した時に、不動産会社に支払う報酬のことです。
売買が成立した時だけ支払います。そのため、もしも物件が売れなければ1円も支払う必要はありません。
また、買主から契約が破棄された際にも、支払う必要はありません(ちなみに売主理由のキャンセルの場合は請求される可能性があります)。
ちなみに、仲介手数料を請求できるのは「宅地建物取引業」の免許を持っている業者のみだと法律で決められています。
無免許での請求は違法です。悪質な業者にはくれぐれもご注意ください。
仲介手数料は売買価格から決まる
不動産会社に支払う仲介手数料は、成功報酬となっています。つまり、売れたらはじめて支払うもので、売れなければ1円も支払う必要はありません。
仲介手数料は売買代金に連動して計算します。
例えば4000万円の物件なら、126万円に消費税を合わせた金額となります(2019年1月現在の消費税率8%で計算すると、136万800円)。
不動産会社としてもかなり高額な報酬となるため、売却できるまでは無償でがんばってくれます。
ちなみに仲介手数料は売主から受け取るお金で支払えることが多いので、多額の現金を用意しなければならないわけではありません。
マンション売却を不動産会社に依頼している場合、物件が売れたら仲介手数料を払う必要があります。
実は、仲介手数料はマンションの売買価格に連動して決まるって知ってましたか?
仲介手数料の仕組みや計算方法について見ていきましょう。
マンション売却の仲介手数料の計算方法
不動産会社に支払う仲介手数料の金額は、法律によって上限金額が定められています。
上限金額はマンションの売買価格によって決まります。
仲介手数料は売買価格に応じて割合が決まっていて、
- 200万円以下の部分には、売買価格の5%(税抜き)
- 200万円超400万円以下の部分には、売買価格の4%(税抜き)
- 400万円超の部分には、売買価格の3%(税抜き)
が上限金額となります。
たとえば、マンションの売買価格が1000万円だった場合の仲介手数料の上限は、200万円までと、200万円から400万円までの200万円、400万円超の600万円の3つに分けられるので、
[200万円×5%(10万円)] + [200万円×4%(8万円)] + [600万円×3%(18万円)]
= 36万円(消費税抜き)
という計算になります。
400万円を超える仲介手数料なら、「[売買金額] × 3% + 6万円」でもカンタンに計算できます。
実際に計算してみると意外と高いと感じるかもしれませんね。
このように、仲介手数料はマンションの売買価格によって決まるのを頭に入れておくとともに、自分のマンションの価格をもとに金額にある程度の目途をつけておきましょう。
まとめ
マンション売却時の仲介手数料の支払いは百万円を超える支出になる可能性があります。
決済が終わって売却代金を受け取った後に支払うため、早めに自分で現金を用意する必要はありません。
売却代金の一部は仲介手数料の支払いに充てることを覚えておきましょう。
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