マンションが売れないので放棄することは可能?

どうしても売れないマンション。もう売るのは諦めて、放棄したい――そう思っている方も少なくないのではないでしょうか。

このまま放っておくと、固定資産税や管理費だけを払い続けることにもなりかねません。

そんな、タダでもいいから手放したいマンションをお持ちの方のために、マンションを放棄できないか検討してみました。

売れないマンションは所有権を放棄できる?

売れないのなら、もうタダでも良いから手放してしまおう!」と考える人もいるでしょう。

しかし残念ですが、所有してしまったマンションの所有権は放棄できません

こうなったら、とことん値下げしてでも誰かに買ってもらうか、あるいは別の手段を取るしかありません。

もはや売るのは諦めてしまいたいところかもしれませんが、そうなると毎年、誰も住んでいない物件に高額な固定資産税を払い続けることになります。

ずっと売れないケースについてはこちらの記事でも解説しています。

相続放棄すれば所有権を放棄できる?

もしも、親族から相続する予定のマンションが売れそうにないなら、相続放棄という形を取ることもできます。

相続放棄をすると、固定資産税を支払う義務がなくなります。

しかし、相続放棄にもまた問題があります。相続放棄をしても所有権は放棄できないので、そのまま物件の管理責任を負うことになります。

それでは、管理責任を完全に放棄するにはどうすればいいのでしょうか?

この場合は、相続財産管理人を選んで裁判所へ申し立てをし、物件を国の所有とすることで完全に手放せます。とはいえ、この相続財産管理人の手続きには数十万円から百万円ものコストが必要になるので、どちらにせよ大きなお金を払うことになってしまいます。

自治体に寄付すれば放棄できる?

売れないマンションを放棄する方法のひとつとして、自治体に寄付するという選択肢があります。

この方法なら、自分の物件を気持ちよく手放せる上に、その後は公共の目的で使ってもらえるので、気持ちの面でも安心感があるでしょう。

しかし、現実的には自治体への寄付はかなり狭き門です。そもそも、自治体は使う目的のない物件はタダでも受け取ってくれません。特にマンションの一部屋を受け取ってくれる自治体はめったにないでしょう。

断られてしまう確率を考えると、寄付は現実的ではありません。

まとめ

売れないマンションを放棄する方法を検討してみました。

方法はあると言えばあるものの、どれも物件を確実に手放すには少し難しいのが現実です。

どうしてもマンションを手放したいなら、思い切って価格を下げてでも売り切ってしまう方が無難です。

それでも売れないときは、買取業者に相談してみるともしかしたら処分できるかもしれません。

売れないマンションについてはこちらの記事も参考にしてみてください。


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