売却後のトラブル・クレームを防止するためのチェックポイント

photo credit: Inconvenience via photopin (license)

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マンションの売却後、様々なトラブルやクレームに見舞われることがあります。

一体どのようなトラブルやクレームがあるのでしょうか。またどうすればそのようなトラブルやクレームに見舞われないようにできるのでしょうか。

今回はそれらについて見てみましょう。

買主と仲良くなってしまうという手について別の記事で説明しています。

売却後、買主との良好な関係のためにも連絡先交換を
購入してくれた人と関係を築くことで、売却後のトラブルを防ぐことができるかもしれません。

トラブルやクレームは設備関係に集中

売却後のトラブルやクレームは、住環境に関するものも無くはありませんが、圧倒的に設備関係に関するものが多いようです。

蛇口から出る水の量が少ないというものから、風呂の追い炊き機能が使えなくなったというものまで、設備の数だけトラブルやクレームの種類があると考えた方がよいでしょう。

トラブルやクレームを言ってくる根拠は瑕疵担保責任

マンション売却が済めば原則売主に責任はありません。

ただし通常の売買契約では、瑕疵担保責任がありますので例外的に責任を負わなければいけない場合があります。

この瑕疵担保責任とは売却したものに隠れた瑕疵(不具合と思ってください)があった場合、売主に一定期間修繕や損害賠償する義務を負わせるものです(民法570条)。

ほとんどの場合、この規定を根拠に買主はクレームを入れてくるようです。

ではトラブルやクレームが起こらないようにするためにはどうすればいいのでしょうか。

設備関係のチェックを厳重にやっておく

設備の不具合に関して、買主と売主との間でトラブルになった場合、それが売却前からの不具合かそれとも売却後に買主の過失で起きた不具合かは証明する術がないことがほとんど。

そうならないように設備関係に関しては、売却前に詳しくチェックした上で、できるなら映像や画像に残しておくようにしましょう。

ここで重要なのは売主だけで行うのではなく、第三者に立ち会ってもらうようにすること。

売主だけでチェックしても、トラブルが生じた際に買主側が納得しないことも考えられます。そんな時、直接の利害関係が無い第三者が立ち会っていれば、買主側も納得せざるを得なくなりますし、そもそもクレームを言ってこない可能性だってあります。

またチェック自体を住宅調査会社に依頼するという手もありますね。

少々お金が掛かりますが、トラブルやクレームに見舞われないためには必要な支出と思いましょう。

エアコンや照明などの付帯設備については以下の記事も参考にしてみてください。

マンション売却でエアコン・照明など付帯設備を置いていくか取り外すかは早めに決める
エアコンや照明などの付帯設備を置いていくのか、撤去して引っ越しに持って行くのかは早めに決めましょう。買主にきちんと説明することでトラブルを防げます。

引渡の際、必ず買主と現状確認をする

マンションの引き渡しの際、鍵だけ渡して終わりという場合も多くありますが、できるなら買主と一緒にマンションの現状を確認するようにしましょう。

買主と一緒に現状確認しておけば、仮に問題があった場合も買主側は強く言ってこないかもしれませんし、不要な争いを避けることができます。

もちろん確認する際は映像や画像に記録するようにしましょう。

瑕疵担保責任を排除する特約を結ぶ

前述したように買主がクレームを入れてくる根拠のほとんどは瑕疵担保責任です。

ただこの瑕疵担保責任は、個人が売主の場合は特約で排除することができます(宅建業者が売主の場合を除く)。

トラブルやクレームを絶対に避けたいのなら、買主と交渉してこの瑕疵担保責任を排除する特約を契約書の中に入れるよう交渉しましょう。

もちろんこれは買主には不利な条項ですから、買主も簡単には納得しないはず。そのため売買代金などで売主が少し譲歩しなければいけないかもしれませんが、売却後のトラブルやクレームが嫌なら考慮してみましょう。

まとめ

トラブルやクレームには売却前に手を打つことで未然に防ぐことも可能です。

ただし事前のチェックなどで不具合が見つかったらすぐに修繕してください。

引き渡すまでは売主に責任がありますので。

そうすることもトラブルやクレームの防止になります。

騒音や異臭などの隣人トラブルについて、告知をしていなかった場合も後でクレームにつながりやすいので、必要なことは告知するようにしましょう。こちらの記事で詳しく解説しています。

隣人トラブルでマンションを売却する方法
隣人トラブルが原因で売却をする場合、どの程度告知をするか迷うところ。その判断基準や周囲に知られずに売却を進める方法などについて解説しました。

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