内覧者の感想(印象や気になった点)を業者にヒアリングしてもらおう

「内覧が何件もあるのに、なかなか売れない……」マンション売却ではよくあることです。

内覧があるのは、売り出し価格とマンションの客観的情報はそれほどズレていないということです。

「この広さ、立地でこの値段なら見てみたい」

そういう風に思われて内覧が入っているわけです。

しかし、内覧後に購入申込に至らないということは、内覧で何か気になる点や予想外の点があったのかもしれません。

そういうときのために、内覧の感想を不動産業者を通して聞くようにしましょう。

内覧者の感想の聞き方

まず知っておいてほしいのは、内覧中には素直な感想は聞けない、ということです。

普通の人は、売主に気を遣って、マイナスなことは口にしません(値下げ交渉目的で難癖をつけてくるような人は別ですが)。

仮に聞けたとしても、本当の理由を言ってくれないかもしれません。一度、建前の理由を言うと、その後に本音を聞き出すのはより難しくなってしまいます。

なので、内覧者の感想を聞きたい場合は、後日に仲介する不動産業者を経由して聞くようにしましょう。

通常、売主と購入希望者の間には、不動産業者が2社入っています(両手仲介なら1社)。

「売主 → 売主側仲介業者 → 買主側仲介業者 → 購入希望者」

と間に入る分、情報も聞き出しにくいかもしれませんが、業者にがんばってもらいましょう。

「本気で改善して売りたいという売主としての熱意」が伝われば、手間をかけてもらえるはずです。

また、両手仲介の場合は、

「売主 → 仲介業者 → 購入希望差」

と関係者が減るので、より感想を聞き出しやすいと思います。

ヒアリングしたいポイント

ここからは内覧者の感想として聞いておきたいポイントを見ていきます。

どこが気に入らなかったのか

決定的にダメなところがあったのかもしれませんし、なんとなく嫌なところがあったのかもしれません。

この質問がまず基本でしょう。

金額が折り合えば購入してもらえたのか

購入に至らないケースでも、2種類が考えられます。

「少しくらい気に入らない部分があっても、安ければ買ったというケース」
いくら安くなっても買わないというケース」

これで気に入らなかった点の重さを量れます。

第一印象はどうだったか

第一印象は大事です。

第一印象が悪かったから、嫌な部分が目に付いたのかもしれません。

「入ったときにこれが気になりました」というのが聞ければ大収穫です。できる限り改善しましょう。

他の物件に決めたなら、その決め手は何だったのか

すでに他の物件を買うことに決めたなら、その物件と自分の部屋を比較してみることで、足りない部分が分かります。

その物件に比べて、デメリットが多いのか、メリットが少ないのか。

そういう視点でも分析してみましょう。

二度目の内覧の可能性があるか

まだ迷っている人なら、二度目の内覧を申し込んでくる可能性があります。

また、この質問をすることで「もう一回内覧に行ってもいいんだ」と気づかせることができます。

まとめ

人の本音を聞き出すのは難しいものです。

マンションなどの不動産はちょっとしたことで気に入ったり、嫌になったりします。

「内覧前に黒猫に横切られたから、このマンションは止めておく」なんて理由もあり得るのです。

でも、感想を聞き出すための努力は絶対にした方がいいことです。

「内覧 → 改善 → 内覧 → 改善 ・・・」

というサイクルを回していけば、マンションの魅力も少しずつ上がっていきます。

売るための手間を惜しまないようにしましょう。

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