マンション売却時の内覧ではサクラや冷やかし、マワシに注意

中古マンションの内覧には、不動産会社から依頼されたサクラや、他の物件への当て馬(マワシ)、特に買う気のない冷やかしなどが訪れる場合があります。

こういう内覧がいくら多くても売却には結びつきません

それぞれの特徴や対処方法をまとめたので、内覧前に知っておきましょう。

サクラや冷やかし、マワシなどの内覧ばかりが来ることも

マンション売却を考えて不動産会社と契約をすると、不動産会社が広告を出すなどして内覧客を呼んでもらいます。

しかし内覧で来る人の中にはサクラや冷やかし、またマワシと呼ばれる客が混じっていることも少なくありません。

それぞれの特徴を知っておきましょう。

サクラ

不動産会社が販促活動をしていると見せるために送り込む内覧客がサクラです。

サクラを使う理由はいくつか考えられます。

一番は内覧が入っているから、いずれ売れると売主に思わせるためでしょう。

また、一般媒介契約の場合、専任媒介契約に切り替え、自社とだけ取引をしてもらうためということもあります。

媒介契約の期限が迫っているときには、サクラの内覧者が検討中ということにして、契約延長を狙う手口も考えられます。

マワシ

不動産会社が別の物件を売るために、同じような価格であまりよくない物件として紹介する当て馬に使われることもあります。このような当て馬用物件を、マワシ物件またはつぶし物件と呼びます。

購入希望者を連れてくるのは、媒介契約を結んだのとは別の不動産会社のケースも多いので、マワシは完全には防ぐことができません。

冷やかし

特に購入予定もないのに、ただ単に見に来ただけの冷やかしの内覧客もけっこう存在します。内覧は多いのにマンション売却の話に結びつかないというときは、冷やかしが多いだけかもしれません。

近所の人がムダに見に来ることも多いんです。

サクラやマワシが疑われる不動産会社なら思い切って変更するのもアリ

サクラやマワシなどの内覧客が多いと感じたら、不動産会社を変更するのもひとつの方法です。

サクラやマワシなどを使う不動産会社に任せていると、うわべをとりつくろわれるばかりで、なかなかマンション売却が進まない可能性があります。

売買契約や決済、引き渡し、アフターフォローなど、今後のためにも誠実でない会社とは早めに付き合いをやめるのが得策です。

不動産会社の変更についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

※マワシは他の不動産会社が行っていることもあるので、そのあたりは勘違いしないように注意しましょう。

冷やかしを逆手に取って役立てよう

冷やかしの内覧客と見られる人には、追い出す方向に持っていくのではなく、思い切って物件の気になるところを聞いてみるのもいいでしょう。

そもそも買うつもりもない人なので、気になる点が少しでもあれば遠慮なく指摘してくれる可能性が高いのです。

思わぬ第三者からの意見で改善点が見つかるかもしれません。

内覧後の感想をもらうようにするのも良い手です。

まとめ

忙しい中でできるだけ早くマンション売却をしたいと考える売主にとって、サクラやマワシ、冷やかしなどは時間を無駄に取られて困るものです。

特にサクラやマワシは売主自身が見極めるのは難しいでしょう。

あまりにも内覧数に対してマンション売却が決まらないということなら、不動産会社の変更を考えてください。不正なことをしていなくても売るチカラが弱いところにずっと頼んでいるのは時間のムダです。

また、冷やかしの内覧にはダメだしをしてもらうつもりで臨むと有効活用できます。


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