購入申込書(買付証明書)の金額は買主の希望。交渉のコツを知ろう

購入申込書(買付証明書)を受け取り、買主の希望購入金額を見て、頭が痛くなっていませんか?

大丈夫、心配ありません。

購入申込書の金額はあくまでたたき台であって、それが決定価格ではないのです。

この値段で買えればいいなという買主側からの希望価格です。売主が悩む必要はありません。

これからの交渉で自分たちの希望金額に近づくよう頑張ればいいのです。

この記事では、購入申込書をもらってからの交渉のコツやテクニックを解説します。

購入申込書については、こちらのページも参考にしてください。

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購入申込書は交渉のたたき台

購入申込書の金額はあくまで購入希望者の希望価格であり、その金額で売る必要はありません。

あまりに安い金額を提示する購入希望者が多い場合は、前もって仲介業者に最低ラインだけでも話しておくのも一つの手です。

マンションにも一応相場はありますが、いくらでも売っても原則問題ありませんので、こちらの希望はしっかりと購入希望者に知らせるようにしましょう。

具体的な交渉の仕方

直接対面して交渉することもありますが、基本的には書面や電話などでの交渉になります。

交渉で大事なのは冷静さです。自分のペースを崩され買主側のペースに載せられるとかなり安い価格に値引きされてしまうこともありますので注意しましょう。

できれば相手方の提示があったら即答せず、考える時間を設けるようにしてください。

ただあまり待たせすぎると買主が別の物件に乗り換える可能性がありますので、考える時間はせいぜい1日ぐらいにしましょう。

あと大事なのは100%自分の希望を通そうとしてはいけません。そんなものを目指していては、いつまでも売却できず、マンションの資産価値が落ちるだけです。

ある程度の値下げは交渉を上手くいかせるために必要です。具体的には自分の希望価格の8~9割程度を確保できれば上出来と考えましょう。

交渉を上手く行かせるためのテクニック

1.金額の端数を値引きする

交渉のテクニックとしては端数込みの金額をわざと相手に提示しておくという手があります。

いざ交渉が始まったらその端数を切り捨ててキリの良い値段に値下げしましょう。

こちらが譲歩して値引きしてくれたと買主側に思わせることができます。

その判断に乗せられて購入希望者がその金額で妥結するかもしれません。

ただ、野菜の叩き売りとは違い、マンションは端数と言っても金額が大きいのでその点はご注意を。

値下げする分、売り出し時に端数を乗せておくという捉え方の方が正しいでしょう。

2.こちらが最大限譲歩している感を出す

交渉なので、余程のことがない限り、一方の言い分だけで決まることはありません。

こちらもいくらか譲歩しなければ交渉は妥結しないでしょう。

ただ安易に譲歩すると相手側がさらに譲歩を迫ってくることもありますので、こちらとしては泣く泣く値下げするという形に持っていくようにしましょう。

3.情に訴える

交渉で情に訴えるのは欧米では下策ですが、日本の個人間売買なら意外と有効です。1円でも高く売りたいのでしたら交渉術の1つとして覚えておいてください。

ただ情に訴える交渉術は売主側の専売特許ではないので、買主側も使ってくるかもしれません。

その際は安易に流されないようにしましょう。

適確な判断のできる不動産屋に依頼しよう

値下げの幅タイミングは本当に微妙なものです。マンション売却に慣れていない不動産屋では上手なアドバイスは難しいでしょう。

HOME4Uの一括査定に参加している業者は、マンション売却の経験が豊富なので、相談にも乗ってもらいやすいはず。素人判断ではなく、プロの目線でどう思うかを確認しながら交渉を進めていきましょう。

今の不動産業者が信頼できないなら、3ヶ月の媒介契約期間が過ぎるのを待って、他の業者に依頼することも考えましょう。数百万円の差が出てくる話を安易に決めては後悔してしまいます。

まとめ

交渉は腹の探り合いですが、売主買主双方が歩み寄ることでしか交渉はまとまりません。

しかし、安易に譲歩し過ぎるのも問題です。

今回紹介した交渉術を駆使して、できる限り自分の希望価格に近い金額で妥結できるよう頑張りましょう。

また、たとえ交渉が決裂しても『買主はほかにもいる』と考えて、いつまでも尾を引かないようにしてください。


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