中古マンションの売買契約日の流れ

不動産会社への査定依頼から売り出し活動、買付申し込みを経て、ようやく売買契約締結にたどり着けましたが、マンションの売却が初めての方はここでも戸惑うかもしれません。

今回は売買契約書を交わす契約日当日の流れについて、売主側、買主側双方の立場からみてみましょう。

売買契約を行う場所

契約場所ですが、大抵の場合、売却の仲介を依頼した不動産業者のオフィスになるでしょう。

前もって何時に来てくださいと指定があると思いますので、指定の時間に訪問するようにしましょう。

売主も買主も対等の立場ですので、手土産等は不要です。

立会人

法律上は立会人がいなくても問題ありませんが、不動産売買契約書には立会人の署名捺印欄があるのが通常ですので、立会人が同席することになります。

立会人は宅建士資格のある仲介業者がなる場合がほとんどです。

また、場合によっては司法書士が立ち会う場合もあります。マンション売買の契約段階で司法書士が出てくるのは稀ですが、紹介を兼ねて立ち会うことがあるようです。

さらに手付金の授受が行われる場合は金額が金額ですので、銀行員が同席することもあります。

中古マンションの売主側から見た売買契約当日の流れ

契約場所に行くと買主がすでに到着していて、宅建士から重要事項の説明がされていると思います。

売主が聞く必要はありませんが、買主と一緒に聞きたいなら、前もって仲介業者にその旨を伝えておいてください。

買主に重要事項の説明が終わったら売買契約書の確認になります。ここで初めて見るのではなく、契約日前にコピーやひな形を確認させてもらっておくと安心です。

内容に問題無い場合は署名捺印をしましょう。

手付金を授受する場合は自分で数えて、領収書を作成して渡します。

重要事項の説明を聞かない場合は1時間から2時間程度で終了します。

中古マンションの買主側から見た売買契約当日の流れ

契約場所に到着すると宅建士から重要事項の説明がされます。これは宅建業法35条および同35条の2に基づき義務付けられていますので、しっかりと聞く必要があります。

重要事項説明の途中か終わった後に売主が到着しているはずなので、説明が終わり次第、売買契約書の確認に進みます。

契約内容は事前に合意しているはずですが、その事前合意と異なっているところが無いがしっかりとチェックします。

契約書は細かい字でびっしりと書いているのが通常ですので、それをチェックするだけでもかなりキツイですが、高価なものの購入ですからちゃんと読むようにしましょう。

そして最後に契約書の内容に問題が無ければ署名捺印となります。これで一応終了となります。

ただ手付金をその場で支払う場合は、売主側に数えてもらい、領収書を作成してもらいましょう。領収書は手付金を支払った証明ですので絶対に貰ってください。

買主は重要事項の説明を聞かなければいけませんので、通常2時間、長い場合は3時間程度かかることになるでしょう。

まとめ

マンション売買はそう何度も経験することではありませんので、緊張や不安も多く契約当日は結構疲れます。これは売主でも買主でも同じことです。高額な取引ですから仕方がありません。

ずっと気を張っているのは大変ですが、契約後にこうしておけばよかったと後悔するよりマシですので、気合いを入れて、しっかりと理解しながら流れに沿って契約を進めましょう。


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