マンション売却のどのタイミングで管理組合に連絡すべき?

photo credit: Mont Kiara via photopin (license)

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マンションを売却した場合は、司法書士に依頼して不動産登記の名義変更を行うということは一般によく知られています。

ですが、それ以外にももう一つ、重要な変更手続きがあります。

それは、マンションの管理組合に対する届け出です。

管理組合への届け出を忘れると、あとあとトラブルに発展するため、適切なタイミングで必要な手続きをとらなければなりません。

売却に必要なマンション管理情報を得るために早めに連絡をしておく

中古マンションの売却では、修繕履歴耐震診断結果などの情報を公開することが、買主へのアピールとなります。

そうした情報は管理組合に情報公開請求することで入手できますので、売り出し活動前に一度連絡しておきましょう。

修繕履歴や耐震診断情報の公開など、中古マンションならではのアピールポイントをこちらの記事で解説しています。

こうした細かい指示をしてくれるような不動産会社に売却仲介を依頼することも重要です。まだ不動産会社を見つけていない方や今の担当に不満がある方は、HOME4Uの一括査定を利用して良いパートナーを見つけましょう。

一括査定サービスに登録しているような不動産会社は売却仲介に強みを持っている業者なので、的確なアドバイスをもらえるでしょう。

売却完了後は、どんな届出が必要?

分譲マンションを所有している場合、所有者全員で組織する「マンション管理組合」に強制加入させられます。

マンションを売却した段階で、組合員としての資格を喪失するため、管理組合に対し「組合員の資格喪失届」を提出しなければなりません。

また、これと同時にマンションの買主が「所有者変更届」を提出し新たな組合員となります。

どこに提出すればいいの?

これらの変更届は、原則管理組合の理事長宛に提出しますが、ほとんどの場合、その窓口は共用部分の管理会社となっています。

いつ提出すればいいの?

組合員としての資格は、売買契約の「決済」の際に所有権が買主に移転することでその資格を喪失します。

そのため、提出するタイミングは決済後となります。

ただし、手続きをスムーズに進めるために、あらかじめ管理会社に対して売却することを伝え、どのような手続きが必要になるのか確認しておくことをお勧めします。

管理組合への届出を忘れるとどうなる?

マンションを売却したにも関わらず、管理組合に届出が出されていない場合、一番懸念されるトラブルが管理費と修繕積立金の過剰支払いです。

通常、管理組合が各戸から毎月徴収している管理費や修繕積立金は、組合員の口座から自動引き落としで回収するよう設定されています。

資格喪失届を出すのが遅れると、マンションを売却したにも関わらず、これらの金額が引き落とされ続けてしまいます。そうなると、その後の処理が大変面倒ですので、十分に注意しましょう。

管理組合の役員になっている人が売却するとどうなるの?

管理組合の理事は、多くの場合持ち回り方式で順次回ってきます。では、万が一ご自身が理事になっている状態で売却をするとどうなるのでしょうか。

もちろんこの場合も、組合側で別途定めを規定していなければ理事としての資格を喪失します。また、マンションの買主が必ず引き継いで理事に就任しなければならないというわけでもありません。

通常、理事が売却により組合員の資格を喪失すると、臨時総会などを開き補欠候補の人が昇格する形で理事に就任するのが一般的です。

ただし、管理規約で別途規定を設けている管理組合もありますので、売却する前に一度管理規約集を確認しておきましょう。

まとめ

マンションを売却するということは、所有者ではなくなるということだけではなく、「管理組合員ではなくなる」という側面があることをぜひ覚えておいて下さい。

うっかり手続きを忘れて管理費や修繕積立金の引き落としをされないように注意しましょう。


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